2002年「広島原爆の火」ピースウォーク・インUSA リポート

喜びと感動と励ましを与えた巡礼
南無妙法蓮華経
2002年2月

米国で唯一アフガン空爆反対決議をされたカリフォルニア州バークレー市議会のスタッフの方々が、日本の市民グループの招待で、2月17日の東京をはじめ、神奈川県藤沢市などで報告集会を行いました。どの会場も満席で、その報告の冒頭で、日本からの『平和の使者』として、現在、巡礼を行っている安田法尼様(巡礼誓願人)たちが、つい先日、バークレー市議会を訪問し、市議会と市民に大きな喜びと共に、感動と励ましと勇気を与えてくださったことに感謝のことばを述べられました。
戦争気分の高まる米国内からは、バークレー市議会に対し、不当な非難・中傷が集中していますが、たくさんの市民と若者が市議会の空爆反対決議を守りとおしています。とりわけ産学協同の進む中、市内の二千人もの学生たちが報復戦争直後、アメリカ政府の戦争政策を批判して立ち上がっています。
現在、この平和巡礼は米大陸を横断しつつ、5月12日(母の日)に国連本部に到着する予定で歩み続けています。みなさんの祈りと激励を、この巡礼にお寄せいただきますようお願い申し上げます。
また、1月15日、米本土シアトル出発に先立ち、巡礼者は12月1日から8日まで、ハワイ島パールハーバーで、旧日本軍真珠湾奇襲攻撃60周年記念の断食祈念をつとめられました。米海軍軍人からも激励された祈念行でした。

合掌